人気ブログランキング | 話題のタグを見る

函館市立昭和小学校児童会書記局の公式ブログです。


by ultla

児童の作文

私は,この地震のことを知りませんでした。正直大きな地震にあったこともないので,実感もわきません。家族が死んだり家がこわれたりすることは,今の私の生活からは,考えられません。
でも,今,考えられないことがおこっている人が世界中にいます。同情するのはかわいそうなので,「かわいそう」とは言いません。でも,私達にもぼきんをして,今,がんばっている人の支えに,少しでもなれたらうれしいです。(小6年女子)
# by ultla | 2005-12-10 14:53 | 児童の作文

児童の作文

パキスタンの地しん

私は,パキスタンの地しんで,たくさんの人が家をなくしてかわいそうだなあと思いました。お金がないのに,どうやって冬をすごしていて,どうやってごはんを食べているのかなあと思いました。すごくかわいそうだなあと思いました。(小4年女子)
# by ultla | 2005-12-10 13:07 | 児童の作文

地震の関心度が低い

地震の関心度が低い_a0060299_23283916.jpg パキスタンの地震については,日本も含め国際的な関心が低くなってきているようである。やはり,復興には継続的な支援が必要なのではないか。
 しかし,遠い外国で起きた出来事は,10月8日付のニュースでしかなく,私たちのの記憶からは忘れられてしまったようである。これは,日本人の被災者がいないことや,日本との友好関係があまり感じられない,報道が少ない…などのことも起因しているように思える。

〈地震発生及びの被害状況〉
・10月8日午前8時55分(日本時間午後0時55分)頃,
 パキスタン北部を震源とする強い地震が発生した。
 震源は,首都イスラーマーバードから
 約95キロ北北東に位置している。
 地震の規模を示すマグニチュードは7.7。

・余震は10月27日までに970回以上発生している。

・パキスタン政府は11月2日までに,
 7万3276人が死亡し,6万9260人が負傷したと発表した。
 また,パキスタンでは約330万人が家を無くした。
 インド内務省はインド側カシュミールで1400人が死亡したと発表した。
 500軒の民家や建物が地震により被害を受けている。



●パキスタンの被災地では,冬の寒さをしのぐテント,毛布が依然不足しているようである。食料品や医薬品も不足していないのか?
●地震で親を失った子は,どうしているのだろう? 学校は,どうなったのだろうか?
●山間部の村落には,もう雪が降っているだろう。そして,41の村落への道路が未だに寸断されたまま(11月2日現在)のようである。交通網は,どうなっているのだろう?援助物資は,届いているのだろうか?
●震災後の煤塵や瓦礫のために肺炎などの呼吸器疾患、皮膚病、破傷風が広まりが予想される。清潔な水やワクチンを被災者のもとへ迅速に届けなければ、二次災害による更なる被害の拡大が危惧されないか?
●医療支援の他にも,家族や友人の死による精神的ショックのケアも必要なのではないか?

 やはり,スマトラ沖地震のタイ・プーケット島の津波のショッキングな映像や,米国のカトリーナ被害のようなニュース映像がない限り,どうしても関心が低くなってしまうように思える。
 そこで,本校では児童会を中心に,募金の呼びかけやメッセージなどを発信することを計画している。子どもたちは,微力ながら,自分たちの手で運動をはじめています。
(管理人)
# by ultla | 2005-12-08 23:16 | 地震
大阪外語大のパキスタン地震情報サイトより
12月1日付
○病院を訪れる患者数が3倍に
(ムザッファラーバード) ムザッファラーバードの病院関係者によると、同市内で肺炎などの症状により病院を訪れる患者数が例年の3倍程度になっている。地震による家の倒壊などで、寒さをしのぐことができない住民が非常に多いためだと説明した。
 一方、国連は、パキスタン国内紙が報じている、肺炎患者8人が死亡したという事実はなく、確認している死者数は子ども2人であると説明した。同時に冬を迎えた被災地では、救援活動は時間との戦いになっているとの認識をあらためて表明し、継続的な支援の必要性を強調した。(12月1日付The News International紙電子版)


「出典 大阪外語大ウルドゥー語専攻 パキスタン北部地震情報」
(http://www.osaka-gaidai.ac.jp/%7Esas/Urdu/zalzala.htm)
パキスタン北部地震関連情報
# by ultla | 2005-12-08 23:00 | 地震
●パキスタン地震緊急援助募金
2005年10月8日、パキスタン、インド、アフガニスタンをマグニチュード7.7の地震が襲いました。この大災害により、約80,000人の人々が犠牲になり、数百万人といわれる人々が家を失いました。
「被災地で発見される遺体のほとんどは子どもたちです。一世代が失われるのではと心配する人もいます」とワールド・ビジョン・パキスタンの事務所長は訴えます。
ワールド・ビジョン(WV)では、地震発生の直後から世界各国の事務所と協力して、緊急援助活動を開始しました。まずWVドイツの倉庫から救援物資を届けた後、現地においてニーズの高い物資の調達、また今後の事業の調整を行なっています。
支援活動としては、今後3カ月間に、甚大な被害を受けた北西部国境地帯に住む人々の生活安定のために、緊急支援物資の配布、子どもたちのための「チャイルド・フレンドリー・スペース」の設置、医療・医薬チームによる負傷者や病人へのケアを行ないます。またその後も続けて、復興支援活動を展開します。


「出典 ワールド・ビジョン・ジャパン」
(http://www.worldvision.jp/about/newsletter_detail.php?entry_id=280)
ワールド・ビジョン・ジャパン
# by ultla | 2005-12-08 22:51 | 地震